気になったらすぐに聞いてみよう
学びたいことがたくさある
ぼんやりと「学びたいなあ」と思っていることがたくさんあります。たとえばいま思いつくだけでも、
といくらでも書けてしまいます。でも能動的な学習はまったくできていなくて、コンプレックスを感じています。
始めるのが怖い
「ちゃんとやらないといけない」という思考は恐ろしいもので、このブログを書くことでさえ少し抵抗が生まれています。何か意味のあるものを書かなければならない気がしてしまうのです。
このことに関しては以前の記事で述べました。(はてなブログのiOS版アプリだと、すぐに別記事への参照を書けなかったので割愛します)
やらなきゃ始まらないし、やってみて飽きてほったらかすのは前進だということを何度も思い出さねばなりません。
いま気になっていること
というわけで、気になって調べたくなったことをTwitterでツイートしていたので、とりあえず引用します。
以下のツイートは誤りが含まれているものと考えてお読みください。
一般に鉛はα線、β線、γ線およびX線を遮蔽すると言われるが、その理由は鉛が高い密度を持つ安定な金属だからである。密度と安定性のみで評価すると金のほうが優れているが、比較的安価な鉛が用いられる。また、これらの放射線遮蔽にはしばしば重コンクリートが併用される。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月7日
なるほど、X線(つまり光子)を吸収して電子を放出することで、より透過性の低い電子に変換して遮蔽してるんですね。その条件として、光子を吸収できる帯域が広いこと(原子番号が大きくフェルミ準位が高いこと)と格子密度が高いことが必要だということでしょうか?
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
- 固体で単体の金属は結晶構造を持つ。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
- 結晶格子の三次元空間内には電子のエネルギー準位の分布(バンド構造)がある。
- エネルギー準位の低い電子は原子核の周辺に局在する。これらは内殻電子であり、バンド構造における価電子帯を占める電子である。
- エネルギー準位の高い電子は原子核間の対応する軌道に非局在化しており、これらは有効質量を持った自由電子として振る舞う。いわゆる伝導帯の電子である。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
- 自由電子は長波長の電磁波や格子振動と容易に相互作用し、励起と逆励起により熱や光を生じる。
- 自由電子が短波長(高エネルギー)の電磁波を受けると、結晶内の最大エネルギー準位を超えて結晶外に飛び出す。これが光電効果である。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
- 光電効果で結晶から電子が失われると正孔が生じ、ほとんどの場合は外部から電子を受け取る。[?]
- 高エネルギーな電磁波を内殻電子が受けた場合は自由電子へ励起し、他の自由電子が逆励起して電磁波を散乱する。この際にエネルギー準位の比較的高い自由電子が熱や光を放出して逆励起する場合もある。前者は弾性、後者は非弾性の散乱である。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
- 散乱した電磁波のエネルギーは複数の自由電子によって吸収され、最終的に格子振動(熱)へ変換される。電磁波の吸収と遮蔽の過程において、照射された電磁波は粒子性の高いものであるのに対し、散乱した電磁波は波動性の高いものであることに注意する。
— 浅海 散子 (@asami_chiruko) 2019年4月8日
繰り返しますが、これはすべて記憶と推測のみで書いたものなので、誤りが含まれているものだと考えてください。そしてぜひご指摘ください。
受動的な学びはある
ありがたいことに、近頃はなんとなくツイートすると詳しい方がリプライで教えてくださることがあります。疑問を発するだけでも受動的に学べることはあるみたいです。
「ちょっとした疑問があるけど聞くのは野暮だろうか」と考えてしまいがちですが、私ももう少し踏み出して、詳しい方に質問のリプライを飛ばしてみたり、ブログに疑問だけを載せたりといった軽い気持ちの一歩を踏み出したいですね。