A7手帳、浅海散子

A7サイズの手帳。何かを書く。

私にとって1日は短すぎる

ここ7日の中で一番元気だ

体調がいい! 体調がいい私というのは極めて珍しいので、ハレとケで言えばハレの日だと言える。いまくらい元気になると、途端にやりたいことが湧き出してくる。

  • 生活習慣を見直したいし、
  • 新しい音楽も買いたいし、
  • 買ったまま読んでいない本も読みたい。

間違いなくここ7日の中で一番元気だ。しかしおそらく元気なのは今日だけだ。

私は規則正しく生活することができない

多くの社会適合者(斜に構えた嫌な言い方だ)は、1日24時間を周期として規則正しく生活しているようだ。

  1. 早朝に起床し、
  2. 朝食を取り、
  3. オフィスへ出勤し、
  4. 午前の労働を行い、
  5. 昼食を取り、
  6. 午後の労働を行い、
  7. 帰宅して、
  8. 趣味の時間を取り、
  9. 日付が変わる前後で就寝する。

これが1セットであり、それ以外の生活様式が理解できないらしい。少なくとも私の祖父や父はそうで、いつも意見が合わない。

対して私は、これまでの人生でこんな生活を続けられたことは一度もない。おかげで学校や大学でも苦労したし、定時制の前職は辞めざるを得なかった。

私は規則正しく生活することができない。少なくとも私は時間を生活の基準にできない

私にとって1日は短すぎる

私の生活の基準は環境と調子だ。

調子が悪いと何もできない。天気、気温、気圧の変化に大きく左右されるし、ストレスが溜まると気を休めることもままならない。寝ても動いても消耗するいっぽうだ。

対照的に、調子がいいと人一倍に働ける(はずだ)。驚くほど思考が明るくなり、片道1時間くらいの距離なら徒歩で買い物に行くこともできる。そして部屋が急にきれいになる。

わがままだったり、怠けたりという理由でこうなっているわけではない。服薬治療やカウンセリングを受けて何度も「規則正しい生活」を試みたが、どうしてもうまくいかなかった。

私にとって1日というスパンは短すぎる。

いつ働けるかわからない人間に務まる仕事は少ない

このように不安定で不規則な生活をしている私だが、長期間で平均すると、私は他者と同程度の仕事ができる。そうでなければこれまで生きて成果を出すことはできなかった。

仮に時間的な締切が設定されていたとしても、期限まで十分に時間が取れれば問題なく間に合わせることができる。

問題は平均する期間の長さだ。梅雨や秋頃、年末などはろくに働けない。気候や環境が安定していれば、2日か3日くらいで生活をコントロールできる。この長さは環境に強く依存していて、下手すれば半年ほど何もできなかったりする。

いつ働けるかわからない人間に務まる仕事は少ない。私はまだそういった仕事に出会っていないし、特にいまは復職に向けて動くのも難しそうだ。

本当は仕事がしたい

長くなったので要約すると、私はとにかく生きづらい人間なのだ。病気や障害とも言い難いが、健康的でもない。

念のために断っておく。こんな話をしておいてなんだけれども、メンタルケア的な話にはあまり触れたくない。いまは生活できればそれでいい。

しかし、本当は仕事がしたいのだ。人の助けになり、人が喜ぶような仕事がしたい。やりたいことはたくさんある。それを実現するには、これから模索していくしかない。